16 12月

マンションを売る時の流れと気を付けておく売却前のチェックポイント

マンションと一戸建てを売る時に注意した事と流れ

マンション

主人の両親が高齢者向けのマンションに転居することとなり、主人の実家を売却することとなりました。
主人は2人兄妹。妹は結婚をして自宅を購入しています。
主人も同じく私と結婚をして一軒家を建築しました。
両親の家を継ぐ者はいなく、両親もそれを理解した上での高齢者向けマンションへの転居でした。
主人が生まれてから建てた家は築34年。数年前に畳を張り替えたり、トイレ和式から洋式にリフォームしていました。
土地の広さは50坪ほど、駐車場は1台、2階建ての3LDK+収納庫です。
主要都市のベッドタウンと言える場所で、主要都市から電車で25分ほどです。
駅からは徒歩15分弱です。
歴史ある街であり有名な神社が近くにありました。
両親も自宅の売却は自分たちが行うよりも主人に任せた方が良いだろうということで、主人が主体となって不動産屋と話をしました。
大手の不動産屋さん、地元の不動産屋さんなど計4社と話をしました。
自宅の中や外を見て回る様子や不動産屋さんの対応から決めたのが近鉄不動産です。
自宅をしっかり見た上で「大切なご自宅なので買い取ってもらった後も大切に使ってもらえる方に販売したいと思います。」と言ってくださいました。
私たちとしては立地も良い方だし、自宅もきれいなので、売りに出したら早めに買い手がつくだろうと考えていました。
しかしながら考え方は少し甘かったのでした。
近鉄不動産への問い合わせはそれなりにあったようですが、現地を見て少し考えて躊躇する方が多いようでした。
その原因として、自宅前の公道が狭いということでした。向かいにも家が立ち並ぶ道路。
車一台が通るのがやっとで、車のすれ違いはできない幅です。
狭いがゆえに交通もそれほど多くはありません。それでもやはり昔ならばこの幅でも生活に不便はなかったのかもしれませんが、今は車社会。
車も大型化していく中で道幅の狭い道路は敬遠されがちだったのです。
なかなか買い手がつかない中で時だけが過ぎていきます。
両親は自宅を売却したお金を高齢者向けマンション購入の一部にと考えていたこともあり、私たちも少しでも早く買い手がつかないかと願っていました。
少し売却金額を下げて様子を見ることにしました。
場合によっては家を解体して更地にして販売した方が良いという不動産さんの話もありましたが、大がかりになりそうなのでそれは最終手段として買い手がつくことを期待しました。
販売から8ヶ月経ちようやく買い手が付きました。
30代のお子さんが見えるご夫婦でした。
買ってもらうことができて主人も両親も本当に喜んでいました。
新たな家族に新しい歴史をこの家で作っていってもらいたいなと心から思いました。

不動産会社に相談をして実家を売却した時に気を付けた事

不動産

私の実家を売りました。実家には私と両親と弟が住んでいましたが、弟は高校生の時に既に学生寮に入居しており、大学進学先でも大学近くのアパートで独り暮らしをすることが、決まっていました。私は結婚が決まり、実家を出て半年後には新居へ引っ越すことになり、残された両親は二人でこの家に住み続けるか迷っていました。

なぜなら、実家は30年前に建売り住宅として購入しましたが、間取りは古く、階段が窮屈でお風呂場の脱衣所がとても暗くて狭くて、リフォームをしたいと思っていましたが、子供達が居なくなることが決まり、この家を売り出して、娘の家の近くに戸建てかマンションでも買おうかという話の流れになりました。実家は隣の家まで歩いて五分という、民家が離れ離れに建ち並ぶ田舎町で、私も年老いていく二人がこの実家で暮らしていくのには不便ではないかと感じていました。

そこで「藤波不動産」という地元では誰もが知っていて、広大な土地を管理している不動産やさんに相談しに行きました。この家を売りに出したいのですが、果たして売れるのか。その売ったお金で新たな家を買うことが出来るのか。足りない金額は父のこの年齢でローンを組むことが出来るのかとなど何点が問題点を整理し、話をしてみました。

すると、地元の不動産やさんだけにこんな小さな物件に対しても丁寧に応対してくれました。まずは、この家が売れるのかということです。捨てるものがいれば拾うものもということで、よっぽど家に対してもそぐわない価格でない限り、家というのは売れるそうです。

どんなに古くなった家でも、買い手がリフォームをしたり、また家を解体して新たに家を建て直すということも可能で、土地がある限り、次への住宅資金となると説明してくれました。不動産やさんがどう売るかは腕の見せどころだそうです。土地の魅力を売りにするか、家の魅力を売りにするかと言ったところだそうです。

そして、新たな住宅のローンは、やはり年齢で審査が通らないことがあるそうです。そこで、息子である弟の名前を借りて親子ローンという方法もあることを教えてくれました。

35年ローンでは到底両親はこの世に存在しない年齢であり、弟にその負担を課せるということでした。不動産やさんに依頼し、実家を売り出すことに決めて、そこから半年で買い手が着きました。

両親は二人で田舎町から引っ越して、私の新居の近くにマンションを購入し、不動産やさんの指示通りに動いています。住めば都と言いますが、まだ慣れない新しい生活に戸惑いながらも、都を楽しんでいる両親です。

折角手に入れたマンション、病気の為に売却することに

お部屋

タクシー運転手に転職して1年目、慣れてくるに従って毎月の収入が安定し、ある程度収入を得ることに目途がついたので、それまで住んでいた賃貸住宅をやめてマンションを購入することにしました。手頃なマンションが見つかり、ローンの審査も通って待望の我が家に入居することが出来ました。
そしてそれは新しいマンションに入居してから2年目に起こったのでした。突然足のつま先が上がらなくなり病院に行って見てもらったところ、何と神経難病による症状でこのままでは歩行困難となるので、直ぐにも手術が必要ということになりました。治って復帰する前提でタクシー会社を長期休養し、手術することにふみきりました。ところが残念ながら病気の治癒はならず、左側を主とした四肢麻痺が残り、タクシー会社を退職せざるを得なくなりました。
そこで問題になるのは購入したマンションをどうするかということでした。自分のこの体ではフルタイムでの働き口を得ることは難しく、妻が働いているといってもマンションのローンを支払って、生活費までもなどとはとても及びません。そこで妻と相談し、折角手に入れた我が家ですが、それを売却して借金を返済しローンを解消することでした。そうすれば妻と私がパート勤務で働けば何とか生活は出来るだろうという考えからでした。
幸い今は私が失業給付を受けているので、最低1年間はなんとかなる、この間に売却して次の引っ越し先を確保しなくては、早速マンションを購入した不動産会社「東急リバブル」の担当者に連絡し、事情を伝えて売却手続きを進めてもらうことにしました。
担当者は大変残念がっていましたが、私の事情に同情してくれ、「出来るだけ頑張らせていただきます。今マンションの相場が少し上がっているので購入価格を下回ることはないでしょう。」とのこと、私は内心ほっとしました。マンション売却に当たっては東急リバブルへの手数料や諸経費それに金融機関への経過利息が発生するので、仮に購入価格で売却出来たとしても、今の私にはその分借金しなくてはいけないのでそれは何としても避けたいと思っていたのです。
チラシや広告に載せる売却価格をいくらにするか相談された時、東急リバブルはこのくらいと相場を言ってくれましたが、私は出来るだけ高い方がいいと思っているので、法外にならないようしかしかなり上乗せした金額を伝えました。すると担当者は「うーん。」とうなっていましたが、私の事情を知っているので「やってみましょうか。」と言ってくれました。
早速チラシ配布や不動産の雑誌に広告が乗りましたが、中々購入者が現れませんでした。1ヶ月ぐらい経過した日、担当者からこの価格には少し無理があるので、少し下げてもう一回広告を掲載し直す提案を受けました。私はやむを得ず承諾しました。

そして再広告がだされてから1週間後、担当者から「中を見せてほしい方がいらっしゃいます。2日後のご都合はどうですか。」という連絡がありました。私はその時は浪人の身なので即OKしました。新築のマンションで、台所、浴室、各部屋とも丁寧に使用してきたつもりなので、いつでもOKでした。
2日後担当者の方が、40歳前半の奥さんと学生さんらしいお嬢さんを連れてやって来ました。そして一通り見た後「丁寧に使っていらっしゃいますね。」とおっしゃって帰って行きました。それから2日後、担当者の方から、「先方さんが大変気に入られているが、もう少し安くならないかと相談されたということ」率直にいくら値引きしたらいいか聞いたら、その金額を言ってくれました。よしこの額なら経費を精算しても、引っ越し費用といくらか残る、そう計算して先方さんのご希望通りで進めてもらうことにしました。契約成立です。少し心配なところがあったので内心ほっとしました。後で担当者の方から「ラッキーでしたね。普通こんなに早くは売れませんよ。」と言われましたが、私もそう思いました。

実際にマンションを売る時はマンション売る.jpさんを読んでからにしたのですが、詳しい流れや売り方も載っていたし分かり易くて非常に良かったです。おすすめです。

情報提供サイト様→マンションを売る流れ

 

6 11月

住んでみて感じたマンションのメリット、デメリット

結婚してから子供が2才くらいまで3年間マンション暮らしをしていました。
その3年で自分なりに感じたメリットやデメリットを書いてみようと思います。
まず、メリットは一軒家に比べて狭いので子供がいてもすぐ目が届くということです。
姿が見えなくても音はするのでどこにいるか大体把握することができました。
子供が小さいうちは何をするか分からないので目や耳が届く範囲で生活していると何かと安心ですし、何かあってもすぐそばに行けていたのでメリットだなと思いました。
それに狭いので掃除する範囲も少ないし洗濯干す時の移動も少なく済むので家事もスムーズにできていたのもメリットでした。
反対に、デメリットは他の住人が気になってしまうというところです。
私が住んでいたところは私達のように家族で住んでいる人がいなかったので特に夜、子供の泣き声で迷惑がられていないかと常に焦っていました。
2階だったので夜の足音も気をつかっていましたが、子供に足音を制限するのは難しいことなのでマットを敷いたりなるべく足音が下の解の人の迷惑にならないような工夫をしていました。
こういう工夫は一軒家ならしなくてもいいことなので、マンションならではのデメリットだなと思います。
逆に他の住人の声とかが気になる場合もあって夜に電話の声が聞こえてなかなか寝つけないこともありました。
家族で住んでいる人がたくさんいるようなマンションだと家族同士の交流もできて困ったときは助け合えるらしいので周りに頼れる人がいない時はすごい有り難いなと思います。
それに雪国だと駐車場の除雪も管理人さんがしてくれたり消雪パイプなどが設備されているので一軒家で自分達でするよりは楽でした。
マンションはそれぞれメリット、デメリットもありましたが私の場合は小さい子供がいるにも関わらず苦情もなく隣人トラブルもなかったので快適に暮らすことができました。
マンション暮らしで大事なのは他の人に迷惑かけない工夫はもちろん、そこに住んでいる他の住人や周りのご近所さんとの関係や人柄や環境だなと感じました。
自分のライフスタイルにあった部屋を見つけられれば快適に暮らすことができると思うし、自分だけの居心地がいいプライベート空間にもなるので1回はマンションやマンションに住んでみるのもいいと思います。
部屋選びの段階からワクワクするしインテリアも1人暮らしなら自分好みにできるし自分だけの時間ができて寂しいときもあるかもしれませんが素敵な時間を過ごせると思います。

19 9月

マンションを売る時の鍵の問題について

私が一人暮らしを開始したとき、マンションの鍵は前住人と同じ鍵でした。売る時に非常に重要になる問題です。
家主いわく「引越し後に鍵を交換するから」とのことでしたが、いったいそれがいつになるのか確認していませんでした。私も仕事があったり学校があったりしましたので家に基本的にいませんでした。帰宅するのは仕事や学校が終わった午前ゼロ時くらいでしたので近所の住人に会うことも家主から電話がかかってくることもありませんでした。
同じような生活を続けていて、自分もマンションの鍵を変える変えないというのを忘れていました。夜中自宅に帰宅すると、自分の鍵で鍵があかなくなっていたのです。
最初違う鍵で開けようとしているのか、と思ったり隣の部屋と間違ったのか、と思っていたのですがそうではなく確かに自分の部屋です。
何があったんだと思ってしまいました。
夜十時すぎだったのですが隣人を頼ることにしました。
自分の家の鍵で自分の家に入れない、というのはすごく恥ずかしかったのですが事実ですしそれ以外説明のしようもありませんでした。
隣人に事情を説明すると、大家さんが鍵を変えたのではないだろうかという話になりました。隣人も引っ越してきて少ししてから鍵を変えられたのだといいますが、変えたときポストの裏上に新しい鍵がくっつけられていたのだといいます。
それを聞いて自分の分も確認しにポストまで降りてみると、確かにポストの裏に鍵がくっついていました。それを使い鍵をあけると自宅に入ることができ、ほっと一安心しました。しかし、事前にこちらに確認なく鍵変わってるじゃん、と思ってしまいました。
いや、もしかしたら電話などで一言あったかもしれない、と思い電話も確認してみたのですが留守電もメモも一切ありませんでした。
何の連絡もなく鍵が変えられていたのです。
隣人に助けてもらえたのでよかったものの、このまま自宅に入ることができなかったら、頼る人もいませんし泊めてくれるところもないので自宅に帰ること入ることができない難民になってしまうところでした。
隣人のおかげで助かりましたし、引越しをしたとききちんと挨拶をしておいて本当によかったと思っています。そうでなければ助けてもらうことに罪悪感がありました。
鍵が開いたあと、きちんとお礼をいい後日菓子折りを持って隣人に再度挨拶にいきました。
大家とは蜜に連絡をとっておかなければならないなぁ、人間はやはり一人では生きていくことができないなぁと思う事件でした。十年ほど経過してもいまだに記憶に残っていますので、個人的には大ニュースだったのです。

26 8月

理想の住まいを探すのは難しい・・いらないマンションはすぐに売る!

転勤族のため、持ち家を建てずにマンションやアパート暮らしをしている我が家。今までに6件のマンションやアパートに住んだことがあります。
物件を決める際に、必ずチェックするのが周辺環境と住人に子どもがいる家庭の多さ。
まず周辺環境については、小中学校や幼稚園・保育園が近くにあるかどうかを気にします。お子さんがいる家庭にとっては、子どもが通いやすいこと、友達やママ友が近くに住んでいることなどたくさんのメリットがあると思います。しかし子どもがいない我が家にとっては、学校からチャイムの音が聞こえてきたり、周辺を車で運転する際に子ども達が多いと危険も多いなど、ほとんどメリットが感じられないからです。同時に24時間営業や深夜営業をしている商業施設がないこともポイント。以前それらの施設があるそばのマンションに住んでいた時に、深夜の話し声や車の騒音に悩まされたからです。
そして住人に関しては、できるだけ子どもが少ないと思われることがポイント。これも以前の苦い経験があり、隣に住んでいた幼児3人がいる家族の騒音に悩まされたからです。足音はもちろん、窓を開けていると母親が怒鳴って叱る声や子ども達のキンキンとした声が聞こえてきて、とてもストレスが溜まりました。ですから下見をする際に、子供用の自転車がどれくらい停まっているか、干してある洗濯物にどれだけ子供用の服があるかなどから、子どもがいる割合をチェックします。
これだけ気を付けて住む場所を決めても、予想外のこともしばしば。特に新築の物件に決める時には、あらかじめどのような人が住むのがわからないので、住んでみて失敗したということもあります。例えば、家賃がそこそこ高い新築のデザイナーズマンションに住み始めた時のこと。我が家が住み始めた頃はまだ数多くの部屋が空いていたので、どのような人が住むことになるのかわからなかったのですが、周辺環境が良く、また子どもがいる家庭向けの物件ではなかったので安心して決めることに。しばらくして部屋が埋まり始めると、デザイナーズマンションという点が若い世代に人気があったようで、予想していたよりも若い夫婦が多い結果に。それでも始めは良かったのですが、5年住む間にあちこちの家庭で赤ちゃんが誕生。するととてもおめでたいことなのですが、就寝時には窓を開けていると赤ちゃんの夜泣きの声が・・。
本当に自分の希望を叶える環境が整ったマンションやアパートを探し当てることの難しさを痛感しています。

3 7月

マンションは低層階の方が売る時に高くなる!?

今、私はマンションを売って一戸建ての家に住んでますが、実家はマンションで私が5歳の時から住んでました。
その後結婚してからもマンションを選択して、結果30年程マンションで生活をしていました。
今の一戸建てになってからは5年程になります。

マンションと聞くと色々なイメージがありますが、上層階の見晴らしがいいというのもその一つと思います。
でも私の実家は2階です。1階部分は倉庫や自転車置き場なので居住スペースはなく実質一番低層階という事になります。
その後結婚してからは2年程いわゆるアパートの2階に住居を構えてました。
そのアパートは2階建てでした。

その次にまたマンションへ移り住んだのですが、これまた2階でした。
これは実は意図したところがあり、そのマンションは新築でタワーマンションという事もあり上層階の見晴らしはとてもよかったと思います。
しかしその反面いざ外出しようとした時に2基のエレベーターがフル稼働してもマンションから1歩外に出るまでに10分近くかかると言われ大阪生まれ大阪育ちの私はかなりいらいらしそうだったので上層階は諦めました。
このマンションも1階部分に居住スペースはないので2階が実質一番下の階です。
いろいろ考えた結果2階に住むことを決めました。

決め手になった理由はいくつかありますが、住んでから良かったと思った点も合わせて紹介したいと思います。
まず当然ながら毎朝仕事に行くのですが、2階だとエレベーターを使わずに階段で降りてすぐ外に出られます。
そして私はマイカー出勤だったので駐車場まで向かうわけですが、私の住んでいたマンションはタワーマンションや通常のマンションなど計7棟建っており駐車場は一か所の大きな敷地に自走式立体駐車場という形で備わってました。
この駐車場までが私の住んでいた棟からですと徒歩5分ほどかかります。

マンションを出てから駐車場までの距離は上層階も下層階も変わりませんが、上層階からエレベーター待ちで時間がかかってしまっては朝のせわしない中でいらいらしてしまうのは目に見えてました。
そしてこれは当然プライベートな時でも関係してきます。
車で買物に出掛けて帰ってきた時、荷物を家まで運び込まなければいけません。
1回で運び込める量だったらいいかも知れませんが、荷物が多く何度か往復しなければいけなかったり重量のある荷物だったりすると2階でも大変ですがこれが上層階だと何往復もするのはかなり苦労しそうです。
車止めにもあまり長い間駐車していると結構ひんしゅくを買ってしまいます。

新聞も集合ポストなので1階まで取りに行かなければなりませんが低層階であれば階段で降りてすぐ戻れるので服装とかもあまり気にした記憶はありません。
たまたま実家が低層階だったので慣れていた部分ももちろんあります。
それに上層階に住んだ事がないので私の中で比較ができないのも事実ですが、特にめんどくさがりの私の場合は上層階の見晴らしより低層階の利便性を重視してしまいます。

14 3月

住む人のランクを決める、アパートやマンションのグレードについて。

地方から東京の大学へ進学した私が住んでいたのは、トイレはあるもののお風呂のない六畳一間のアパートでした。
築50年くらいで、家賃は1ヶ月35,000円でした。
お風呂がないので、近所の銭湯に行かなくてはなりませんでした。
大学時代の貧乏生活は、これはこれで良い経験だと思って、割り切ってその部屋に住んでいましたし、一人暮らしの醍醐味を味わえて、わりと楽しい生活をしていました。
その部屋に住みだして1年ほどたった後、隣の部屋に誰かが引っ越してきました。
私のもとに特に挨拶がなかったので、どんな人が引っ越してきたのかはわかりませんでした。
その後しばらくして、ある夜、アパートの廊下で怒鳴り声が響いてきました。
どうやら隣に引っ越してきた人が怒鳴って暴れているようでした。
耳をすましてその怒鳴り声を聞いてみたところ、何を言っているのかよくわかりませんでした。
どうやら酔っ払っているようで、言葉にならない声を出して暴れているようでした。
その怒鳴り声を聞いているうちに私はすごく怖くなり、自分の部屋の電気を消して、居留守を決め込み、布団にくるまってじっとしていました。
小一時間たって、その怒鳴り声は収まり、その日は何事もなく済みました。
しかし、アパートの廊下で酔っ払って怒鳴り散らすということが、その後何度もありました。
そのたびに、私は震え上がっていました。
ある日、大家さんから電話がありました。
その隣人が夜中に怒鳴っているということで、私が迷惑しているのではないかと心配する電話でした。
大家さん曰く、その隣人は工事現場で働いている50代くらいの人で、普段はおとなしい普通の人なんですが、お酒を飲むと暴れる癖があるとのことでした。
大家さんは私の状況を考慮してくれて、その時空室になっていた別の部屋への移動を勧めてくれました。
それを私は受け入れて、アパートの別の階の部屋に移動しました。
その後は、私自身は迷惑な思いをすることはありませんでした。
私がもともと住んでいた部屋に、これから住む人は大変だなと思っていたところ、その迷惑な隣人は大家さんからの説得により、出ていったようです。
私が住んでいたアパートは、どちらかと言うと、低所得層の人たちが住むようなアパートだと思います。
アパートやマンションにはどんな人が住んでいるのかわかりませんが、そのアパートやマンションの築年数や家賃により、住む人のランクは自ずと決まってくるのではないかと思います。
もちろん収入の高低が住む人の人柄を決めるとは一概には言えないと思いますが、私の経験上、酔っ払って廊下で暴れる人が高級マンションに住むとは思えません。
自分の住まいを決める時は、アパートやマンションのグレードは、少しは気にすべきではないかと思います。

14 1月

マンションやアパートを選ぶ点で重視している3つのチェックポイント

独身時代に仕事の関係で複数回賃貸に引っ越しをしたことがあり、結婚に伴いマンションに引っ越した者です。
経験から思うのは家賃が安いからと言って快適さを犠牲にはしない方が良いと思います。また安くしてくれるからと言って知り合い関係が紹介してくれたり高齢の大家さんが一緒に住んでいる建物は張り紙されたり外出など私生活にうるさく注文をつけてきたりすることもあるのでしんどいこともあります。
物件を選ぶ点で私が一番に重視するのはまず水回りです。最初にお部屋を見学させてもらう時にお風呂やトイレ、洗面所、キッチンが清潔であり設備が新しいかどうかをチェックします。毎日頻繁に使うところですから快適に暮らすためにそこは譲れません。必ずしも新品でなくても良いのですが水回りが清潔になっていなかったりする場合管理会社がきちんと物件を管理していなかったりクリーニング代を以前の住人から徴収しておきながら清掃を怠っている場合があるからです。実際専門業者により清掃してあるとしておきながら冷暖房のフィルターにホコリがついていたりお風呂の裏に子供の玩具が引っかかったままになっていて汚れがひどく明らかに清掃してない物件がありました。

次に物件を選ぶ点で大切にしていることは収納です。
収納はあればある程とても助かります。暖房器具や扇風機など季節ごとに使用する電化製品やオフシーズンの衣類など生活していればいろいろな物をしまっておかなくてはなりません。
とてもキレイな物件だったのでとほとんど収納のない部屋で生活したことがあったのですが室内に買った衣装ケースをたくさん積み重ねたりしなくてはならず、部屋が狭くなってしまい苦労しました。
またシューズボックスやキッチンの棚など背伸びしても届かないような使い勝手の悪い作りになっているならそこはほとんど使用できないと思うか、頻繁に使用できる収納としては期待しない方が良いと思います。
台を使わなくては届かないようでは物を取り出すのが億劫になり結局使わなくなったことがほどんどでした。またそんなに高いところに使わない物をたくさん入れるのはきちんと対策しない限り震災時に落ちてきてとても危険です。

三つ目に私が重視していることは外観です。いくらリフォームがなされていて室内がキレイであっても建物が古すぎたりヒビが入っていたり雑草だらけだったりお化け屋敷のようであれば友人や仕事関係の人が訪ねてきた時の印象が良くないばかりか自分の精神衛生上良くないと思います。