14 3月

住む人のランクを決める、アパートやマンションのグレードについて。

地方から東京の大学へ進学した私が住んでいたのは、トイレはあるもののお風呂のない六畳一間のアパートでした。
築50年くらいで、家賃は1ヶ月35,000円でした。
お風呂がないので、近所の銭湯に行かなくてはなりませんでした。
大学時代の貧乏生活は、これはこれで良い経験だと思って、割り切ってその部屋に住んでいましたし、一人暮らしの醍醐味を味わえて、わりと楽しい生活をしていました。
その部屋に住みだして1年ほどたった後、隣の部屋に誰かが引っ越してきました。
私のもとに特に挨拶がなかったので、どんな人が引っ越してきたのかはわかりませんでした。
その後しばらくして、ある夜、アパートの廊下で怒鳴り声が響いてきました。
どうやら隣に引っ越してきた人が怒鳴って暴れているようでした。
耳をすましてその怒鳴り声を聞いてみたところ、何を言っているのかよくわかりませんでした。
どうやら酔っ払っているようで、言葉にならない声を出して暴れているようでした。
その怒鳴り声を聞いているうちに私はすごく怖くなり、自分の部屋の電気を消して、居留守を決め込み、布団にくるまってじっとしていました。
小一時間たって、その怒鳴り声は収まり、その日は何事もなく済みました。
しかし、アパートの廊下で酔っ払って怒鳴り散らすということが、その後何度もありました。
そのたびに、私は震え上がっていました。
ある日、大家さんから電話がありました。
その隣人が夜中に怒鳴っているということで、私が迷惑しているのではないかと心配する電話でした。
大家さん曰く、その隣人は工事現場で働いている50代くらいの人で、普段はおとなしい普通の人なんですが、お酒を飲むと暴れる癖があるとのことでした。
大家さんは私の状況を考慮してくれて、その時空室になっていた別の部屋への移動を勧めてくれました。
それを私は受け入れて、アパートの別の階の部屋に移動しました。
その後は、私自身は迷惑な思いをすることはありませんでした。
私がもともと住んでいた部屋に、これから住む人は大変だなと思っていたところ、その迷惑な隣人は大家さんからの説得により、出ていったようです。
私が住んでいたアパートは、どちらかと言うと、低所得層の人たちが住むようなアパートだと思います。
アパートやマンションにはどんな人が住んでいるのかわかりませんが、そのアパートやマンションの築年数や家賃により、住む人のランクは自ずと決まってくるのではないかと思います。
もちろん収入の高低が住む人の人柄を決めるとは一概には言えないと思いますが、私の経験上、酔っ払って廊下で暴れる人が高級マンションに住むとは思えません。
自分の住まいを決める時は、アパートやマンションのグレードは、少しは気にすべきではないかと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です